中国仕入れサービス・カンフー宅配便を始めたきっかけ 番外編

先日書いた「カンフー宅配便を始めたきっかけ」が色々な方から反響がありました。

 中国仕入れサービス・カンフー宅配便を始めたきっかけ① 「韓国で市場仕入れに気付く」

 中国仕入れサービス・カンフー宅配便を始めたきっかけ② 「僕に市場の事を教えてくれた人との出会い」

 中国仕入れサービス・カンフー宅配便を始めたきっかけ③ 「韓国から中国へ」 

 中国仕入れサービス・カンフー宅配便を始めたきっかけ④ 「中国での拠点作りに右往左往」 

 中国仕入れサービス・カンフー宅配便を始めたきっかけ⑤ 「中国・広州で七転八倒」

 中国仕入れサービス・カンフー宅配便を始めたきっかけ⑥ 「市場の商品をネット販売する」

 中国仕入れサービス・カンフー宅配便を始めたきっかけ⑦ 「コロナで市場のビジネスが転換期を迎える」

僕自身も書きながら、懐かしく思いながら、色々な出会いと別れがあって、自分自身が経験を積んで、今ここにいるんだなと思いました。

そんな中でも、やはり本文中にも登場した依田さんには本当にお世話になったと思います。

昨年お亡くなりになり、恩義を果たせなかったというのは僕の中で少し心に刺さった棘でもあります。

少しだけ思い出を書こうと思います。


依田さんから何度か釘を刺された事柄があります。

今でもそういう人はいると思いますが、日本の会社側の人間で仕入れ担当者や中国との窓口担当者の方で、中国の貿易公司、工場からマージンを貰っている人がいます。

日本の会社と中国公司の間を取り持つブローカー的な人も、同じようにマージンを貰っている人もいます。

依田さんはそういう人間を必要悪と認めながら「でも、お前は絶対そういう事をするような人間にはなるなよ」と教えてくれました。

会社には「中国人と交渉して、この値段でしか無理と回答されました」と言いながら、そこには自分の利益がしっかり乗っており、あとでこっそり中国人から頂戴する、そんなずるい人間にはなるなよと。

中国人からマージンをかすめとるような低俗な人間にはなるなよと。

利益相反で人間が曲がるような行為はするなと。

若いうちからそんな事しか考えてない奴らの末路は哀れなもんだと。

「商売を一生懸命やって、会社が儲かって、その結果自分の収入を多く得る」これに勝るものはないんだからと。

中国で酒飲んだり、博打で遊びたいならナンボでも俺が払ってやる、だから汚い金に手を付けるな、と教えてくれました。

今思えば、依田さんは僕を自分の後継者にしたかったのかもしれません。


先日たまたまLINEの履歴を見ていたら、数年前の依田さんとのやり取りを見つけました。

依田さんの最後の言葉に「まだまだ貴方は頑張れば、成功するからやり遂げてよ」とありました。

まだ道半ばの僕ですが、依田さんに「おっ、梅崎も少しは大人になったね笑」と言ってもらえないのが、少し寂しいです。

依田さんの思いを肩に乗せて、僕はまだまだ頑張っていこうと思います。

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