中国仕入れサービス・カンフー宅配便を始めたきっかけ② 「僕に市場の事を教えてくれた人との出会い」 

<中国仕入れサービス・カンフー宅配便を始めたきっかけ①のつづき>

「韓国の市場で仕入れすれば良いんだ!」と思い付いた僕でしたが、実際はどうやったらいいんだろう?とあっという間に色々行き詰まりました。

当時勤めていた会社は前回書きましたが、ほぼ日本製オンリーの会社だったので、そういう市場仕入れのノウハウは皆無でした。

市場というのは今も昔も現金取引です。

日本の商慣習のように売掛というのもありません。

お金以外の事でも、日々の市場とのやり取りをどうするか、検品はどうするか、日本への送り方はどうするか、、

色々解決しないといけない問題は山積みでした。

悩んだ僕は、当時取引をさせてもらっていた日本の貿易商社の担当の方に、韓国で市場に特化したビジネスをやっているソウルに住んでいる日本人という無茶振り指定で、ある人を紹介してもらいました。

それが依田さんでした。

依田さんは元は東京でアパレル会社を経営したのですが、そこが倒産してしまい、小さな商社の窓口としてソウルに半年前に居を移した人でした。

何も知らない僕を依田さんは可愛がってくれて、市場の事、商売の事、経営の事、韓国の事、お酒の飲み方、色々な事を教えてくれました。

もしかしたら、当時が仕事を始めての僕の1回目のピークだったかもしれません。

韓国市場仕入れを使った商売も軌道に乗りました。

韓国では色々なモノを仕入れしました。

扱う量が増えていくと、そのうち僕用に市場の人達がサンプルなりを用意してくれるようになりました。

僕はスムーズに行きだした商売が嬉しく、充実した日々を過ごせました。

僕の基礎の部分を作ってくれた依田さんと組んで、その後韓国だけにとどまらず、中国、タイ、インドネシアなどの国にも市場仕入れの商売を広げていく事になります。

そんな、僕の大恩人の依田さんですが、昨年癌で亡くなられました。

近年は疎遠になってしまい、10年ほど前に歌舞伎町の寿司屋で2人で飲んで以来、その後は会えませんでした。

恩返し出来ぬままになってしまった事に、僕は少なからず後悔しています。

いつか山梨のお墓にお参りに行かなくては、、と思っています。

<中国仕入れサービス・カンフー宅配便を始めたきっかけ③に続く>

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