決定権者のキンタマを握る

 僕が営業先で考えるのは「この会社の決定権者は誰か」という事です。

物事を決める事が出来る人と話さなくては、万事進みません。
特に大きな商売をする場合は、本丸を落とすのが第一です。
その時よく思うのが「決定権者のキンタマを掴む」という事です。
私の元へも様々な営業マンの方がセールスに来られます。
ただ、やはり私の懐に飛び込んで、キンタマをぐいっと握るぐらいの人でないと
なかなか取り組んでの商売には至りません。
商売とは商品も大切ですが、私は本質は営業マンの人としての力が重要だと思います。
服を売る事が出来る人は布団も売る事が出来ます。
逆に服を売り切らない人は布団を売る事も出来ません。
そして偉そうに聞こえるかもしれませんが「大事を成すには小者と付き合ってもダメ」
という事です。
決定権者ではない方といくら牧歌的に話をしても、それには何の意味もありません。
自分より明らかに強者であっても、その人が決定権者であるならば、切り込んでいかな
くてはビッグビジネスを産み出すことは出来ません。
以前似たような話で先輩に教えられました。
「自分が好きな人にたくさん買ってもらうのではない。
 たくさん買う人を自分が好きになって買ってもらえるようにするのだ」
こうも教えられました。
「たくさん買う余力のある人を自ら好きになる努力をするように。
 そうすれば、必ず先方も自分を好きになってくれる」
ただ、たくさん仕入れ権限のある決定権者というのはシビアです。
それは商品に対してもですが、営業マンに対してもです。
だから、営業マンは勉強し、情報を掻き集め、自分のレベルをその決定権者のレベル
まで高める努力をしないといけません。
「たくさん仕入をする権限がある人に、自分を好きになってもらう努力をする」
そのためには深く深くその人の事を研究し、チャンスにぐっと入り込んで、キンタマを
グイッです。
JUGEMテーマ:ビジネス
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