新規開拓の大切さ

大阪に赴任して、1ヶ月ほど既存のお客さんをまわってみて、
嫌気がさした私は早速新規顧客開拓を始めました。
私は営業マンの財産は自分で獲得し、作り上げた顧客しかないと
思います。
よく会社の既存の顧客を、新人や後任の営業マンに引き継ごうと
するのを見ますが、私は本人のためにはあくまでも自分で自分の
食い扶持を作り上げたほうが良いと思います。
自分が新規開拓したお客さんは、先輩からもらった顧客とは
比べ物にならないぐらい大切な存在です。
利益を出していくのも、そういった先輩の垢がついていない
お客さん達からです。
結局それは会社のためにもなります。
ですから私は必ず新任の営業マンには、目先の売上を先輩から
もらったお客さんで作りながら、同時に新規開拓を自分の考えで
やるように指示します。
目先の売上は大切ですが、そこで目先の給料は稼ぎながら、自分の
将来の財産である新規顧客、自分のお客さんを探し、作ることが
大切です。
旧来の顧客が無くなっても、新規顧客で同じ売上を作ればいい
のです。
会社なんてそういうものです。

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