日本人の良い所は「よく働く」と「助け合う」という事である

育児休暇や有給休暇の取得について私見を書きたい。

 

まず制度については何も異論はない。

 

それがルールとして決まっているのであれば、だ。

 

ただ、取得する場合の当人の心構えをここで述べたい。

 

 

私はいつも思うが、「誰かがやらないのであれば、他の誰かがそれをやらなければならない」という事だ。

 

誰かが休暇を取るのであれば、他の誰かに多かれ少なかれ必ず負担が生じるのである。

 

権利を行使する者は、必ずその事を知っておかなければならない。

 

自分の分を負担してくれる者への感謝と、また自分が最前線に戻り逆の立場になった時に、必ず今度は自分が負担しなくてはいけない。

 

そういう持ちつ持たれつでやっていかないと、社会というものは回らない。

 

 

別に上記に挙げた2つの休暇に関わらず、通常の仕事においてもそうだ。

 

誰かがやらない、誰もやらない、では社会は機能しない。

 

誰かがやって、なんとか帳尻を合わせなければならないのだ。

 

誰かがやらないのであれば、誰かが2人分働かないとならないのだ。

 

これは非常に重要な事だ。

 

 

なぜ、いま日本の国力が落ちてきているのか?

 

それは「よく働く」と「助け合う」という、かっての日本人の美徳であったものが薄れてきているからだと僕は思う。

 

勤勉に働き、また困っている者がいれば誰かが肩を貸す、この事が我々日本人にはDNA上備わっているはずである。

 

もちろん、仕事とプライベートのバランスも結構だ。

 

ただ、その前にまずは懸命に働き、友を助く事が、社会人としてのイロハのイである事は忘れないで欲しい。

 

 

「働く事は善である」

 

この事を日本人として決して忘れないで欲しい。

 

 

 

 

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